2025年度全青連基本方針
全青連会長 長江伸治
「ワクワクするパン業界を目指して」
2024年は個人消費の回復や企業の設備投資の増加があり、実質GDPの成長が見られました。しかし、物価上昇や人手不足、原油価格の上昇、円安進行など、パン業界にも厳しい影響がありました。さらに、昨年から続く米不足や米の高騰により、パンへの関心が一層高まっています。
そんな中、2025年度の目標は「ワクワクするパン業界」を作ることです。おいしいパンが増えるだけではなく、業界全体が活気づき、新しいアイデアが次々に生まれるような環境を作り出すことが重要です。業界全体が「ワクワク」できる仕組みを作り、みんなが楽しめるイベントや体験を提供していきます。
具体的には、以下のような取り組みを行います。
1.リテイル委員会
【目標】パン業界を活気づけ、消費者にワクワクを届ける
[主な取り組み]
・全日本親子パンフェスタin浜松で、全国有名店のパンを販売。
・各都道府県のパン組合青年部と協力し、リテールに関する情報収集。
2.給食委員会
【目標】親子でパンを楽しむ体験、ワクワクする給食パンを推進
[主な取り組み]
・全日本親子パンフェスタin浜松でのパン教室実施。
・第2回「全国学校給食・栄養教諭等研究協議大会」に参加。
・学校パン推進協議会の活動をサポート。
・各都道府県パン組合青年部と協力し、学校給食に関する情報収集を行う。
3.拡大総務委員会
【目標】新しいトレンドやアイデアを発信し、パン業界で働くことを楽しさを広める
[主な取り組み]
・パン業界に貢献する研修を実施し、業界のスキルアップを図る。
・全青連の役員やメンバーを増やすための会員拡大活動。
・官公庁や関係団体との連携強化。
・全パン連のウェブサイトで全青連の情報を発信。
最後に
今年度は、多くの関係者が一丸となって、業界に新たな風を吹き込む年にしていきます。みんなが楽しめる場を提供し、情報共有や交流を通じて、新しいアイデアや可能性を広げていきましょう。そのために、全青連役員の皆様や、全パン連加盟団体、そして材料メーカーや機械メーカーなどの関係団体の皆様のご協力とご支援をお願い申し上げます。